僕は特典やメルマガ読者さんへのプレゼントでAIツールを作ることがあります。
いまAIツールはとても人気があり、とても喜ばれます。
でも、実はコレってとっても簡単に作れるんです。
例えば、このようなGoogleスプレッドシートを使ったツール。
これは、文章を会話形式に変換するツールなのですが、このためのコードは次の通りです。
コードの説明
上記のコードの説明をします。
1.
const cellvalue = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('シート1').getRange('B1').getValue();
「シート1」の「B1」の値(元となる文章)を取得しています。
2.
let prompt = '以下の文章をAさんとBさんの会話形式にしてください。Aさんを質問者、Bさんを解説者として説明してください。' prompt += '###文章「' + cellvalue + '」';
シートから取得した元となる文章を使ってプロンプトを作成しています。
3.
const ans = GPT(prompt);
GPT関数を呼び出して、ChatGPTからの回答をans変数に代入しています。
4.
SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('シート1').getRange('D1').setValue(ans);
「シート1」の「D1」にChatGPTからの回答をセットしています。
5.
const APIKEY = "sk-XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXPve";
API keyを設定しています。
この設定によりプログラムからCharGPTを使用できるようになっています。
6.
const MODEL = "gpt-3.5-turbo";
CharGPTのモデルを設定しています。
このコードでは「GPT3.5 Turbo」を指定していますが、「gpt-4o」、「gpt-4」と指定することで「GPT 4o」や「GTP 4」を使用することができます。
ただし、APIの使用料金が高くなるので注意してください。
7.
function GPT(prompt) { ~~~ }
僕が用意したGPT関数です。
プロンプトを与えるとChatGPTからの回答を返してくれます。
コードは変える必要がなく誰でもコピペで使えるのでその内容を理解する必要はありません。
アレンジも簡単!
これをアレンジして次のようなツールに変更しました。
WordPressのプラグインの「Word Balloon」と連携する機能を追加して、AIが作成してくれた会話形式の文章を貼り付けるだけで「Word Balloon」を適用した形で記事を投稿できるように変更したものです。
実はこれも以下のようにコードを4行追加しただけです。
内容としても簡単で、最初の2行は「Word Balloon」のショートコードをそのまま設定しているだけで、その後の2行で、CharGPTにこのショートコードでセリフを囲むようにお願いしています。
このようにプログラミングの知識が少しあればAIツールはとても簡単で、それでいてめちゃめちゃ喜ばれます!ぜひ作ってみてください!